ゴミ本なんてない

色々な本の読み方の提案をしているブログです。

夏に読みたい妖や怪異に関する不思議な本13選

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昔から妖怪の話や怪異譚が大好きでよく読んでいたのですが、気付けばかなりの数に。夏もさなか、丁度良いので今回オススメをまとめてみる事にしました。有名作家も多く題材にしている「妖」と「怪異」。それぞれの作家の「不思議」の扱い方も様々で、比較して読んでもとても面白いです。

ただ、中にはかなり怖い、もしくはグロい、ものもあるので、今回は「ホラー度」と「グロ度」を併記しました。是非参考にしてみてください。「とことん怖い話が読みたい」「グロいのは苦手」などという要望にある程度は応えられると思います。

それでは暑い夏の盛り、これらの作品で是非涼を取ってみてくださいませ〜。

夜市」恒川光太郎

夜市 (角川ホラー文庫)

夜市 (角川ホラー文庫)

ホラー度:★★☆ グロ度:★☆☆

あらすじ:そこは望めば何でも手に入る市、しかし何か買わねば決して出る事の出来ない市。幼少期に迷い込んだ祐司は、「野球の才能」と引き換えに自分の弟を売ってしまった。何年も後、自らの命を賭して弟を取り戻そうとしたもののー「夜市」。幼い頃迷い混んだ古道に、今度は友人を引き連れ訪れたが、不慮の事故により彼は命を落としてしまう。死者を蘇生できるという「雨の寺」を古道生まれの青年レンと目指すもののー「風の古道」。

感想:このリストの中で一位二位を争う程大好きな中編二編!涙が出る程大好きな心の永久保存版。初版単行本をたまたま手に取ってから、その中毒性の高い世界観にどっぷりハマり、以来新刊はかかさず買っている恒川光太郎の処女作です。著者は長らく沖縄に住んでおり、物語全体にもどことなく南国の風が吹き、異国情緒が感じられる点が印象的。また、著者の作品の何よりの特徴は、妖怪や怪異による怖さよりも何よりも、人間の狂気が一番怖く、背中にじっとり汗をかくシーンが何度かある事。この人の書く「狂気」は常人が真似しようと思ってもなかなか出来ない、サイコな感じが実に良い!そんな中でも古いアルバムをめくっている様な、実家の机の引き出しを開けた時の様な、どこか懐かしくて暖かい感情が湧いてしまうのは作者の力量故か。魂を売ってでも入りたいと思う恒川光太郎の世界に、千円未満でどっぷり浸かれるなんて、こんなお買い得な事はありません!とにかく皆に読んでもらいたいとっておきの一冊です。

姑獲鳥の夏」京極夏彦

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

ホラー度:★★☆ グロ度:★★★

あらすじ:眩暈坂と呼ばれる坂を登りきった所に、「京極堂」の屋号を構えた古本屋がある。そこの主であり、陰陽師でもあり、そして旧友でもある中禅寺秋彦に、私・関口巽は切り出すのだったー「二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うか」。そして彼は答える、「この世には不思議なことなど何もないのだよ」。東京のとある医院にまつわる奇妙な噂と、失踪した医師と、連続嬰児死亡事件と。妖怪・姑獲鳥の怪を果たして京極堂は解明できるのか。

感想:妖怪物と言えば京極夏彦の作品は絶対に外せない!中でも百鬼夜行シリーズの第一作目となる本作は、もしかしたら人生で一番繰り返し読んでいる本かも。蝉がけたたましく鳴く、茹だる様な暑さの夏になると無性に読みたくなってしまう…。何が好きって、妖怪をロジックで説明している所。そしてそのロジックを持ってして華麗に「妖怪払い」「憑き物落とし」を披露する京極堂が格好良過ぎて痺れる。独特の文体に一瞬身構えてしまう事もあるかもしれませんが、読み進めれば読み進める程ページを繰る手が止められなくなる事必至。是非未読の方は読んでみてください!

家守奇譚」梨木香歩

家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚 (新潮文庫)

ホラー度:☆☆☆ グロ度:☆☆☆

あらすじ:明治。学生時代の亡き友・高堂の実家を守る主人公・綿貫の、妖共との不思議で心地良い日々が、今日も巡る。「…サルスベリの木に惚れられたり。床の間の掛軸から亡友の訪問を受けたり。飼い犬は河童と懇意になったり。…と、いった次第の本書は、四季おりおりの天地自然の『気』たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ掉さしかねてる新米精神労働者の『私』と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。」(単行本の帯のあらすじが大好きなのでここではそのまま引用しました)

感想:西の魔女が死んだ』でもお馴染みの梨木香歩の和歌の様に季節感溢れる短編集。ホラーもグロもない、でも妖でいっぱい、そんな一冊。本作を読んだのはだいぶ前だけど、彼岸に憧れながらも此岸に留まり続ける主人公の危うさと、彼岸からわざわざ部屋の掛け軸まで小舟で会いにくる旧友との不思議な邂逅が、長い年月を経た今でもとても強く印象に残っている大好きな作品。優しい登場人物しかいない、好きなタイプの物語です。妖怪・怪異好きには是非是非読んで欲しい一冊。ホラーもグロ要素も皆無なので安心して読めますよ。

あやし」宮部みゆき

あやし (角川文庫)

あやし (角川文庫)

ホラー度:★☆☆ グロ度:★☆☆

あらすじ:江戸時代、どんな妖や怪異よりも怖い、鬼と化した人間にまつわる怪奇譚集。舞台は問屋や料理屋、登場人物は大店の旦那や女中、岡っ引きや差配人と多彩。当時江戸の街で流行った「手拭い心中」は、男女が互いの手首を結び投身自殺を計るというものだった。そんな中、とある大店の若旦那は女中に手を付け孕ませてしまう。しかし自分はとっとと他の娘と縁談を結ぶ。僅かばかりの手切れの品を丁稚に持たせ、彼女の家へと向かわせるが、そこで丁稚は旦那と女中が手拭い心中を遂げる夢をみてしまいー「居眠り心中」を始めとした怪異譚全9編。

感想:昔は宮部みゆきのミステリー物が大好きで、ハマりにハマってた時期があったのだけども、たまたま本作を読んでからはすっかり江戸物に魅了され、以来ほとんど時代物しか読まなくなってしまった程。中でも短編集は、起承転結がスッキリとまとまっており、ストーリーテラーとしての宮部みゆきの才が際立つので、是非読んでもらいたい。特に好きだった短編は「安達家の鬼」。少女が老いさらばえるまで守った鬼の献身さに胸が締め付けられた。ちなみに本作は単行本の装丁が素晴らしいので、もし古本屋で見つけたらそちらも手に取ってみて欲しい!

本所深川ふしぎ草紙」宮部みゆき

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)

ホラー度:★☆☆ グロ度:☆☆☆

あらすじ:江戸の七不思議を題材にした、人情系ミステリー短編集。殺人の嫌疑をかけられた娘のお美津に昔助けられた男が語る真相とはー「片葉の芦」、お嬢様の恋愛成就の願掛けのために、代わりに丑三つ参りを命ぜられた奉公人のおりん。そんな彼女の後を付いてくる灯の怪異ー「送り提灯」。魚を置いていけと嘆く霊が出ると最近噂される掘。殺された亭主かもしれない、と妻は掘へ行く事を決意するもー「置いてけ掘」など全7編。これら人の業にまつわる事件を、岡っ引きの回向院の茂七親分が華麗に解決する。

感想:同じ江戸物だけれども、上で紹介した『あやし』よりもホラー的要素は抑えめの本作。男女の情愛によりフォーカスが置かれている。東京に住んでいる人は深川近辺に足を運びながら読んでみると面白いかもしれない(同著者の『平成お徒歩日記』と合わせて歩くと尚良し)。ただ一度興味本位で置いてけ堀辺りに行った事があるのだけど、本気で人気が無くて怖いので夜はオススメしません!

あやしうらめしあなかなし」浅田次郎

あやし うらめし あな かなし (集英社文庫)

あやし うらめし あな かなし (集英社文庫)

ホラー度:★★☆ グロ度:★★☆

あらすじ:奥多摩の山頂に位置する神社では、毎年夏にかけて親族の子供達が集まる慣例があった。元気が有り余る子供達を寝かし付かせるため、伯母が怪談話を始める。昔、その神社にある一組の男女が訪れ、心中を図ったのだった。しかし計画は失敗し、一命を取り留めた女は息絶えた男の隣で苦しみ続けー「赤い糸」。伯母がまだ子供だった頃、神社にお付きの者達と共に少女が預けられた。なんでも狐に憑かれたのだと言う。初めのうちは普通に言葉を交わしていたものの、奇妙な行動が目立ち始め、ついには自分の手首を食べてしまうまでにー「お狐様の話」。作者の親族が実際に経験したという実話をベースにしたこの2作を含んだ全7編から成る短編集。

感想:浅田次郎は『天国までの百マイル』などの感動物や『蒼穹の昴』を始めとした歴史長編物が大好きなのですが、そんな作者も怪異譚を書いてるなんて、知った当時は以外でした。実話をベースにしているだけあって、スッキリと謎が解ける訳でも、心にわだかまる不安や恐怖が晴れる訳でもない所が、実にリアル。そういえば小さい頃はよく怖い話を親や親戚にせがんだものだけど、大人になってからはめっきり怪談話を聞く事もなくなったなぁ…。夏の夜に、子供に戻った気分で読むと尚楽しめる一作です。

陰陽師」夢枕獏

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

ホラー度:★☆☆ グロ度:☆☆☆

あらすじ:時は平安。人と同じく、生霊も、死霊も、鬼もが闇夜に蠢く時代。陰陽師である安倍晴明の下に、友であり雅楽の名手である源博雅が訪れる。晴明の操る式神が供する酒を呑み、庭を愛でながら、博雅が語るは巷の怪異。やがて二人は「ゆこう」「ゆこう」と掛け合いながら、謎の解明に乗り出すのだった。鬼に盗まれた琵琶の話や、人なき牛車の話など、全6編から成る短編集。

感想:不朽の名作といったらコレ。いっときは映画化を始めとしたメディアミックスも盛んだったので、知っている人も多いのでは。安倍晴明と源博雅のホームズとワトソンの様な掛け合いが癖になる事請け合い。やはり平安の時代ともなれば、本作のように鬼も妖も、夜の橋ですれ違うかのように当たり前の事だったのかもしれない、そう空想に耽り始めると妄想が止まらない。読了後は、この便利で光と人に溢れた現世が少し寂しく、物足りなく感じるかもしれない。

残穢」小野不由美

残穢(ざんえ) (新潮文庫)

残穢(ざんえ) (新潮文庫)

ホラー度:★★★ グロ度:★☆☆

あらすじ:読者が実際に体験した「怖い話」を募っていたホラー小説家の元に届いた、一通の手紙。彼女が住む岡谷マンションの204号室の和室からは、背を向けた途端、箒で畳を掃くような音が聞こえるという。そしてある事に作者は気付く。全く同じ内容の報告が昔、別の読者から届いていた事を。よくよく調べてみると、彼女も岡谷マンションの別の部屋の住人であった。しかし、同じ建物とは言え、なぜ別々の部屋から同じ怪異が報告されるのか。調べを進める内に、「伝染する怪」の全貌が明らかになっていく。

感想:Twitterでも「怖い!」と話題のホラー小説。畳を掃く音が実は、首を吊った女性の着物の帯が床に垂れて擦れている音だった、と知った瞬間から一気に怖さに包み込まれる。そして岡谷マンション絡みの死人に関しての情報が出てくる事で、それにさらに拍車がかかる。怪異の原因と思われる「穢れ」が、どれくらいの悪影響をどれだけの範囲で及ぼすのか、全くもって分からないのが巧い!筆者は元々ホラー作品を何作も執筆しているので、その確かな実力に裏打ちされた小説は怖くて当然かも。ただ、個人的には主人公の作者が冷静な傍観者の立場を採っているからか、ある程度フィルターによって恐怖が濾されてしまった。書きようによってはもっと恐怖を煽る書き方もできた気がするので、そこだけが少し勿体無いと思ってしまった。

営繕かるかや怪異譚」小野不由美

営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)

営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)

ホラー度:★★★ グロ度:★☆☆

あらすじ:人が住まう「イエ」に起きる怪奇現象と、その営繕を通して住民がどう怪異と折り合いをつけるかをテーマとした短編集。雨の日に鈴の音と共に現れる黒い着物の女性。見かける度にその姿は家に近付いていた。そして、ついには玄関先にまでー「雨の鈴」。井戸の改修時に古い祠を壊してしまった家人。やがて井戸の水を撒く度に庭の草花が腐り死ぬ事に気がつきー「潮満ちの井戸」。車庫から車を出そうとする度に聞こえてくる、小さな男の子の声ー「檻の外」など短編6編。

感想:小野不由美作品で言うと正直『残穢』よりこちらの方が個人的には怖かったのだ!!!特に「檻の外」は怖くて夜一人でいるのが嫌になった程。ただ、短編の最後には必ず解決策、もとい救いがあるので、読後感は非常に良い。怪現象の理由が提供される事で充分にカタルシスが味わえる。短編の中では、特に「雨の鈴」の空気感が非常に好き。梅雨で灰色に霞む景色の中、妙に響く鈴の音の清涼感が印象に残った。

押入れのちよ」荻原浩

押入れのちよ (新潮文庫)

押入れのちよ (新潮文庫)

ホラー度:★☆☆ グロ度:★★☆

あらすじ:失業中のサラリーマン恵太が引っ越した家賃3万円台の激安アパート。それも納得、住人は奇妙な人間ばかり。極め付けは押入れに住む、テレビとカルピスとビーフジャーキーが大好きな少女の幽霊、ちよだった。表題作「押入れのちよ」の他に、互いに毒殺しようと目論む夫婦の話ー「殺意のレシピ」や死んだ友達との思い出ー「しんちゃんの自転車」など、時に微笑ましく、時にゾッと鳥肌が立つ様におぞましい短編全9編。

感想:やはり表題作の「押入れのちよ」が一番好き。可愛いんだ、とても可愛いんだけど彼女の生い出ちがどうしようもなく遣る瀬無い。そんな彼女も恵太との出会いを通して少しは安らぎを得られたのだろうか。また、どちらかというと怖い・グロい、というよりかはほっこりするような話が多いのですが、一作だけ個人的にどうしても、どうしても吐き気を禁じ得ない話があったので、その分グロ度を上げてます。テイストがバラバラな話が多いのでなかなかオススメしにくいですが、是非読んで欲しい一冊です。

私の家では何も起こらない」恩田陸

私の家では何も起こらない (角川文庫)

私の家では何も起こらない (角川文庫)

ホラー度:★★☆ グロ度:★★☆

あらすじ:とある丘に佇む一軒家。そこには悪霊達が住んでいた。焼き立てのアップルパイが香るキッチンで殺しあった姉妹、近所から攫ってきた子を解体し、主人に食べさせていた料理女、床下の動かない少女の傍で自殺した殺人鬼の美少年…。霊が新たな死人を出し、またその死人が霊となり…。その家の住人は良くも悪くも家と同化するのだった。おぞましくも儚い怪談記。

感想:湿気が篭った様な陰鬱な雰囲気を出す事には右に出る者ナシ!の恩田陸の怪異短編集。このリストで唯一の洋風の怪異譚です。全体的にサイコな怖さが漂いますが、エンディング近くでは、ちょっとしたどんでん返しがあり、クスリとした笑いが出る所も。どちらかというと絵本の様な世界観のホラー作品を読みたい方は是非手にとってみてください。

夜宵」柴村仁

夜宵 (講談社文庫)

夜宵 (講談社文庫)

ホラー度:★☆☆ グロ度:★★☆

あらすじ:連作短編。とある離島に立つ、「細蟹の市」ではあらゆる物が手に入る。この世ならぬ色も、幾年も前に失くした少女も。面を着けた魑魅魍魎が跋扈する夜宵の中、市の警備を任じられている赤腹衆のサザが間一髪で窮地を救ったのは、売り物として売られる事になっていたのか、記憶を失くした少年だった。

感想:ここでも取り上げている恒川光太郎の『夜市』と設定が被ってしまっているので、今回取り上げるか悩んだのですが、同じく「代償を払えば好きなモノが何でも手に入る市場」を舞台にしながらも、話の展開はだいぶ違ったホラーファンタジーなので紹介する事に。本作の方がどちらかというと漫画的なキャラ描写と読み易さがある印象。かなりエンタメに振り切っています。サザが良いキャラしているなぁ。最後の最後でサザと少年のその後が気になり、続くシリーズ作品も読みたくなってしまいました。

きつねのはなし」森見登美彦

きつねのはなし (新潮文庫)

きつねのはなし (新潮文庫)

ホラー度:★☆☆ グロ度:☆☆☆

あらすじ:京都の古道具屋「芳蓮堂」の女主人ナツメに惹かれ、アルバイトとして働く事になった大学生の武藤。特別なお客様のために風呂敷包みを託され、訪れたのは奇妙な屋敷。ナツメの忠告もむなしく、そこの主としてはいけない契約を結んでしまった武藤はー「きつねのはなし」。「京都」「古道具屋」「ケモノ」などをキーワードにした、現か幻か判別のつかぬ路地裏に迷い込んでしまう短編4編。

感想:夜は短し歩けよ乙女』や『四畳半神話大系』など、どちらかというとコミカルな作品が多い森見登美彦によるシリアスホラー短編集。おどろおどろしさや気味の悪さはあるが、特に種明かしや説明がある訳でもない所が、他の作品と一線を画している所か。必要最低限の説明は欲しい気持ちがあったものの、親戚の家で聞く怖い話も説明がある訳でもないしな…と最後まで腹の据わりの悪さが残った作品だった。見てはいけない物を見てみたい、そんなあなたが読むべき一冊。

最後に

以上13冊、いかがでしたでしょうか。暑さに負けそうになった時、特に約束もなくゴロゴロしている時…夏の暑さで頭がボーッとしてしまっている時だからこそ読むべき、怪しくて妖しい本をオススメさせていただきました。他にも読むべき本があれば、是非コメント欄で教えていただけますと幸いです〜。